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過重労働解消キャンペーンの実施結果
2015/01/28
平成27年1月27日の厚生労働省より、平成26年度の「過重労働防止キャンペーン」の重点監督結果が発表されました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000072217.html
重点監督の結果、重点監督の実施事業場のうち全体の83.6%で労働基準関係法令違反がありました。
主な違反内容は以下になります。
(1)違法な時間外労働があった 2,304 事業場( 50.5 % )
うち、時間外労働※1の実績が最も長い労働者の時間数が
月100時間を超えるもの : 715事業場(31.0%)
うち月150時間を超えるもの: 153事業場( 6.6%)
うち月200時間を超えるもの: 35事業場( 1.5%)
(2)賃金不払残業があったもの:955 事業場( 20.9 % )
(3)過重労働による健康障害防止措置が未実施のもの: 72 事業場( 1.6 % )
時間外労働と健康障害については、脳・心臓疾患の発症前1か月間におおむね100時間または発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働が認められる場合に、業務と発症との関連性が強いとの医学的知見があります。